インジケーターとは
テクニカル指標と呼ばれるものです。
Wikiにはこうまとめられています。
過去のチャートから次の値動きの目安になる情報を抽出するための計算アルゴリズムである。トレンド・偏差・最高価格からの比率・市場心理等様々な観点から指標が作成されて発表されている。 本来、値動きとは人間の意識が絡む偶発的かつ非常に複雑な現象であるため、常に正しいシグナルを出すテクニカル指標は存在しない。特定の集団が価格操作の目的で意図的に巨額の購入や売却を行った場合や短期間に暴騰・暴落が起きる場合では、テクニカル指標自体が無効になることもあり得る。つまり、どのテクニカル指標も不連続な動きに対して弱い傾向にある。
デジタル信号処理の観点からはほぼ全ての指標がFIRフィルタに分類される。リアルタイムなFIRフィルタではノイズを減らせば遅延は大きくなり、遅延を減らせばノイズが多くなる事が知られている。ノイズは騙しであり、遅延は判断の遅れに繋がるため、複数の指標を組み合わせて確率的な観点から判断を行うべきである。
そして、ご存じの方も多いと思いますが
主に大きく分けると
以下の2つの種類に分けられます。
トレンド系指標
その名の通り、相場の流れ「トレンド」を
図るときに使うインジケーターです。
移動平均線などから派生したものが多いです。
大局を掴むときによく使われますね。
使ってる方も多いと思います。
例 移動平均線、MACD、ボリンジャーバンドなど。
オシレーター系指標
過去の値動きから現在の価格が
買われ過ぎなのか、売られ過ぎなのか
判断するインジケーターになります。
順張りや逆張りの目安に使われます。
こちらも良く使われるものだと思います。
例 ストキャスティクス、RCI、RSIなど。
どれを見るのが正解か
どれを見るのかはその人の分析方法によります。
移動平均線メインで見る人もいれば
RCIメイン
最速のストキャスティクスを好んで使う人や
有名なMACDを組み合わせている人も多くいます。
何を使うかは自由です。
そして1つなのか、2つなのか
はたまた複数使うのかも自由です。
ネットで見るとよく書かれているのは、
トレンド系から1つ、オシレーター系から
1つずつ選ぶのが良いとか
安易に複数のインジケーターの表示は
控えたほうが良いなどと書かれています。
Twitterなどで見ても1つや2つのみを
使ってる人が多いような気がします。
私の場合
スマホアプリでストキャスティクス
RCI、RSI、MACD、SMA、EMAを表示しています。
そしてMT4のほうではジグザグを始め
フィボナッチ数列を表示するものや
チャネルを表示するもの色々含めて
15種類以上のインジケーターを導入しています。
ネットで書かれている推奨インジケーターの
何倍もの数を表示しています。
ではこれを実際、すべてそれぞれの表示通りに
エントリー、利確、損切りをしているかと言えば
そうではありません。
なぜなら、RSIではゴールデンクロスなのに
MACDではデッドクロスなど、
真逆の表示がされることもしばしばあります。
また、時間足を変えるだけでも
買いと売りの表示が逆転したりします。
じゃあ、意味がないではないか。
どうすればいいのか。
解答例
1~2個のインジケーターと各種テクニカル分析
サイクル理論やエリオット波動、
ウォルフ波動などを合わせます。
特定の条件下でうまくはまる組み合わせを見つけて
使っていくのが1つのやり方になります。
これが王道であり、使うものは人によって違えど
基本的な組み合わせになります。
しかし私は20以上の
インジケーターを合計で表示しています。
私個人の見方になりますが
数多くインジケーターを表示して
それぞれの分析方法で各インジケーターが
買い目線なのか、売り目線なのか
それともどちらとも言えないのか。
こんな風に見ています。
なので各インジケーターを見て売り買い
エントリーや利確、損切りを決めてません。
この時間足で
売り目線のインジケーターがこれだけある
買い目線のインジケーターがこれだけある
みたいに見てます。
テクニカルが
多数決だという考え方からきています。
ファンダメンタルが燃料です。
よく分析で目線が上目線(下目線)だけど
ここで反発したら下も視野に…みたいに
書かれていることが多いと思います。
市場の多数決で
チャートが動いていると考えてます。
なので各種、それぞれをメインで使うことが
多いであろうインジケーターを表示しています。
世界的に有名なものほど見ます。
〇〇理論とか、チャートパターンとかは
あまり意識はしていません。
そこはまだまだ勉強不足ですね。
知識に偏りがあります。
ただ、世界中の多くの人が買い目線なのか
売り目線なのかを見て想像して
株やゴールドの動き、VIX、原油や
その時の通貨強弱と
直近の相関の変化を見ています。
ただ見てるだけです。
で時間軸でチャートが動いた方向に
ついていく形になります。
今後、トレード自体も変わるかもしれません。
それは半年後、1年後にならないとわかりません。
今はこうやってトレードを
見ているということになります。
なのでチャートが動いてから
考えていることになります。
チャートは不確かなものだと思っています。
数学のように正しい数式で解いていけば
答えがでるものではありません。
私はライントレーダーというきちっとした
テクニカルトレーダーではなく
感覚トレーダーに位置すると思ってます。
カーソル水平線は使いますけどね。見やすいから。
これで数年後、どういう答えが出ているかは
わかりませんがこれで行きたいとは思ってます。
あとはレバレッジと資金管理で
勝つものも負け、負けるものが勝つと思います。
これは今から突き詰めていくことになります。
以上が私のインジケーターの考え方です。
要らないというわけではありません。
どういう使い方をするかだと思っています。