実際にトレードでやっている方法の一つを言語化して説明したいと思います。最初に言いますが言葉にすれば至極簡単です。難しい理論やテクニカルに行く前の話です。言語化すると簡単だけど実際にするのは難しい。レバレッジとピラミッティングを使った期待値攻略を説明します。
実際に5万が200万になったトレード履歴はこれ
このトレードをする前に一度、証拠金を飛ばしてます。5万円を入金してドル円をロングしたものです。トレードのやり方と経緯、そして考え方を説明していきます。
【損小利大】含み益を伸ばす 少額からピラミッティングで利益を拡大するレバレッジ攻略【FX】【期待値】
実際に行っている海外口座の戦い方の1つを最後まで読めばわかるようになっています。
証拠金5万円を入れて100%ボーナスありで10万円スタート
以前に2万入金して口座を飛ばしているのでクレジットが850残ったままの口座に再度5万入金して100%ボーナスを得ています。なのでクレジットが50850となっています。
0.5ロットずつポジションを増やしています。
途中、一部利確しているので残高は増えてます。
含み益で証拠金が増えたらポジション追加
最終的にここまで増やして利確
これが200万円まで行った経緯です。0.5ロットずつ含み益が出たら証拠金維持率とテクニカルを天秤にかけてポジションを増やしていきます。ポジションの取り方次第では一時的に逆行した時に一瞬で口座が飛んでしまいます。ここは時間帯とチャートで判断していきます。一部利確したのは途中で逆行したときに証拠金維持率を保つために利確しています。
まず期待値稼働の概念を理解しておく
期待値稼働という言葉を知っていますか?期待値が高いように立ち回ることです。パチスロやパチンコをやっていた人なら馴染みがある言葉になります。
期待値について書いた記事はこちら
期待値についてあまりよくわからない。期待値について知りたい人は必ず見てください。期待値とはつまりプラス収支が見込めるものです。期待値稼働とはその期待値を愚直に繰り返してひたすら反復し正しい勝率に近づける作業です。1度や2度、複数回で図れるものではないです。同じ条件で気が遠くなるような回数を重ねると見えてくる数値になります。
過去チャートで検証される方がいますよね。あれは過去チャートでその根拠を照らし合わせたらどれぐらいの期待値(勝率)があったのか確認する作業になります。まずは今のやり方がどれぐらいの期待値があるのかそれらを把握することから始まります。
期待値稼働するための底上げになります
詳細はこちらの記事をご覧ください。私が使っているキャッシュバックサービスはTariTali(タリタリ)になります。戻ってきたお金をプラスで計算することで今どれぐらいのリスクを抱えているか把握することができます。簡単に考えればエントリー時のスプレットを相殺していると思えばいいです。
最初に入金する金額を決めて最大の損失額を把握する
海外口座は国内口座と違い独自のゼロカットシステムを採用しています。国内口座の場合はゼロカットはなく追証が発生します。追証はだいたい1日猶予があるのでその間に入金すれば大丈夫なのですが借金を抱える可能性があります。海外口座のゼロカットシステムは証拠金維持率がそれぞれの%を下回った場合に強制的にロスカットされるしくみです。国内口座ならバルサラの破産確率にそって損失額が証拠金の2%や5%になるように当てはめてトレードしますよね。海外口座も失っても良い原資を決めてからトレードをすれば同じことです。
証拠金維持率を見ながら含み益でピラミッティングする
海外口座の醍醐味であるもう一つの武器。ハイレバを活用していきます。基本的にハイレバは悪手だと思われがちです。ハイレバして逆行すれば一瞬で溶けるからです。しかしそれは使い方次第でもあります。あとは含み益を利用してポジションをピラミッティングで積み上げていくだけです。ここは教科書通りにロングなら押し目ショートなら戻り売りを狙いましょう。
またピラミッティングには4つの種類があります。ここでは内容は割愛増します。
・順ピラミッティング
・逆ピラミッティング
・イコール=ポジション
・リフレクティング
この4種類になります。
私が使っているピラミッティングはイコール=ポジションというピラミッティングです。最初から最後まで同じロットで積み上げていくやり方です。これにする理由はただ一つ。計算しやすいから。こうやって含み益を利用して証拠金維持率とチャートを見ながらポジションを増やしたり決済していきます。実際に途中で何回か部分利確をしてます。
エントリーは同じで口座別に利確までの幅を変える
ここまでの考え方を踏まえた上で私は実際にトレードするときに2つの口座を動かします。利益を伸ばす口座と利益を確定する口座です。この時の注意点としては両建てをしないと言うことです。規約違反で出金できなくなる可能性があります。なので2つの口座を動かすときは同じ方向にしかエントリーしません。
一つを日々の給料を得る口座。もう一つをボーナスを得る口座。そういうイメージで考えています。サラリーマンの方はわかりやすいですね。一つを確実に利確していくからもう一つを伸ばすことができるのです。いわばこれでメンタルの安定を図ります。爆益の夢も残せるし確実にお金も増えていくからです。最初の画像のようにあそこまで伸ばせたのはメンタルを保つ技術とピラミッティングです。
テクニカルとファンダメンタルズを見て時間軸重視
テクニカルとファンダメンタルズそして通貨強弱と時間軸を組み合わせます。何を見たらいいのかは過去記事をご覧ください。
どんなテクニカルを使えばいいのか
通貨強弱はこう見ればいい
情報の取捨選択はするべき
勝てる仕組みづくりとメンタルの安定が戦略の肝
結論として勝てる仕組みを考えることです。勝ち方の仕組みを作ることができれば
・大局の方向性をざっくり定める
・ファンダメンタルズで燃料を探す
・通貨虚弱の推移を追いかける
・時間軸(横軸)を重要視する
・最後にちょっとした基本的なテクニカル
これだけです。人によってはこれらの割合がまったく異なることでしょう。テクニカル重視のトレーダーもいれば
完全ライントレーダーもいるし使用している理論も違います。私は時間軸(横軸)を重要視しているので特定の時間にエントリーしています。
細かなやり方は過去記事をご覧ください。
5万を200万にすることができた理由
上記の勝ち方の仕組みを信じてメンタルの安定を図ったことです。一番利益を伸ばすことができるのは間違いなく長期ホールドです。これが一番、実際に利益がでます。
ここまで握ったんで利確しました。かなりしんどかった。 pic.twitter.com/mD6jpm6iOL
— jiro@期待値で稼ぐレバレッジ攻略ブログ (@jiro10763995) October 12, 2022
スキャルピングは技術です。これらの技術がない場合はホールドが正義ということになります。今回で言えばドル円はずっと上昇していて為替介入の恐れが非常にありました。結果論としてこの後もっと上がったのですが途中で100pips以上逆行もしています。ここらへんはリスクとのチキンレースです。
結局FXは資金管理とメンタルが勝つための最大要因だということです。テクニカルを否定している訳ではありません。テクニカルは多数決でもあります。チャートの今後を探る上で必要なものです。やり方や根拠は自分で決めるべきです。根拠とは結局自分を納得させる術になります。
レバレッジの活かし方を考えて実行する
ハイレバを推奨している訳ではありません。実際こんなことを簡単に毎回達成することは余程、有利な場所でエントリーできていないと伸ばしきることはできません。いわばスイング勢がエントリーする場所でスキャルピング勢がエントリーする場所にピンポイントで入らなければ溶けます。期待値稼働をしていればこの結果は出せます。細かく利確していく口座があるから期待値稼働のハイレバ口座も活きる。