【負け続ける罠】順張り思考と逆張り思考 相場で長く勝ち続けることができるのはどちらか 理由はこれだ【FX】

順張りする時によく聞く言葉として大局の流れには逆らわない。つまり大きな時間足では順張りであり、短い短期足の逆張りに合わせてエントリーしようというものです。つまり4時間足では順張りだけれど5分足なら逆張りになるといった感じ。押し目買いや戻り売りの概念ですね。逆張りとは文字通り大きく反転するであろうポイントでトレンドの変換が起こるとふんで逆に張ることです。あなたはどちらは選択することが多いですか？

この逆張り思考の人のチャートの見方ってたぶんこんな感じです。日本時間これだけ一方通行だったんだからもうそろそろ逆行する。また先週と比べてこれだけ下がっているのだからそろそろ反発する。ここが天井（底）だとしたらフィボナッチ係数的にこの辺りまで反発するはずだ。と言った思考でエントリーします。テクニカル的に反転の兆しがあり可能性が高いなら一つの戦略です。しかしこの逆張り思考の怖いところは逆張りが成功するまで永遠とエントリーしたりナンピンしたりしてしまうということ。なのでエントリーが自然と早くなります。そして回数も増えます。これが逆張り思考の恐ろしさ。

大局の流れをまずは信用します。そして流れに逆らうことを避けます。エントリーするのは大きな時間足の順張りになるように短期足の逆張りまたは順行したらエントリーします。これをするということはつまりチャートが進んで一旦戻ってくるまで待つという事に繋がります。この待つ時間の誤差が大切で不用意なエントリーが減ります。これが順張りの利点であり順張りを最大限に生かす考え方です。

逆張り思考は常に天上や底を探し続けてずっとトライします。この天上や底を当てるというのは実は凄く簡単です。お金だけ無限にあればいい。そうすればいずれ天上や底を取ることができます。しかし実際にお金が無限にあるっていうのはデモしかありえませんよね。だからいくら期待値稼働したとしても負けてしまうのです。先にお金が尽きるからです。順張り思考なら待つことができます。例えエントリーできずに終わったとしても次のエントリーの時にお金があります。このことをよく考えてみて下さい。逆張り思考が先走りなら順張り思考はワンテンポ遅くなります。ちょっとしたタイミングで利益になるか損失になるか決まります。負け続ける人はこれらを意識してみてください。きっと結果が変わります。