毎月にどれだけ金額を使えるかで戦略は変わる。
5万、10万、30万、50万と人によって違いますよね。
毎月ごとにある程度の証拠金を運用資金として
使えるというのであれば戦略の幅は大きく広がります。
単純にお金のキャパが広がるからです。
運用資金の証拠金が大きければ大きいほど
分母が大きければ大きいほど無限に戦略はあります。
例えば少額ハイレバで損切幅を極端に短くしたり
損切幅を大きく取ることで利確幅も大きくとったり
初めから計画的ナンピンや両建てでエントリーなど。
はっきり言ってお金があればあるほど戦略は広がる。
ということはつまり証拠金を用意するのが大前提。
独身であればその証拠金を用意するのは容易です。
移住食のレベルを落とす。
たったそれだけでもお金は作ることができる。
自分自身が我慢をすればいいだけなのだから。
しかし家族持ちはそうはいきません。
パートナーだったり未来のある子供たちだったり。
家族の生活を守るためにはある程度の制限がある。
FXでずっと勝ち続けられればいいとは思いますが
現実はそんなに簡単にはいきませんよね。
家族の幸せな日常を守るためにはお金が必要です。
そしてそのお金を十分に稼げているならいいですが
なかなかお金が必要な部分が多く貯金も増えない。
子供を見ながら毎日を生きるサラリーマンや主婦は
その中でやりくりするしか道はありません。
簡単にお金を得ることはできないし増えない。
そうなってくると自分が使える金額も制限がかかる。
月のお小遣いが10000円~30000円の範囲の人で
かなりの数の人が存在しているはずです。
お小遣いが無いなんて人も中にはいるでしょう。
そんな方にハイレバで簡単に勝てますとは
なかなか言えませんね。
10000円で1ロットを張ったとしたら下手すると
秒で証拠金が消えていきます。
ある程度の証拠金がある前提で
例えば100万円あって1万円ずつ証拠金にして
1ロットで戦うのと1万しかないのにやるのでは
まったく意味合いも違ってきます。
前者が期待値稼働で戦うことができるのに対して
後者はただの一か八かのギャンブルで終わります。
当たればでかいです。
しかし失うことの方が圧倒的に多い。
何故なら利益は青天井ですが損失は終わりがあるから。
今あるお金が無くなればゲームオーバーです。
ゲームのようにリセットすることはできません。
となると今あるお金を使ってどうFXと向き合うか。
ここに焦点を当てなければなりません。
私ならどうするか。
それを考えて文字に残していきたいと思います。
ここまでが前置き。
今現在使用している証券会社とCBサイトは上記の通り。ここを軸に考えて行きます。
【限定公開⑥】お小遣い10000円しかFXに使えないとしたらどんな戦略で戦うのが理想で結果がでるのか【FX】
もし10000円しかなくFXでお金を稼ぐなら
どうするかと小1時間考えました。
失ってしまったらその月はお仕舞です。
10000円しかFXに使うことはできません。
10000円しか使えない場合の戦略を
幾つか紹介していきます。
月に使える証拠金が10000円なのでCBは
普段やっている少額ハイレバほど有効ではない。
でも全くないよりはマシです。
海外口座でやるならCBは紐付しましょう。
10000円を1000円ずつ10回に分けてRR1:2で10戦する
ならば王道なのはやはり1000円ずつに
証拠金を分けて10回のトレードに分ける方法。
ロットは0.01ロットで構いません。
0.01ロットなら証券会社によりますが
例えば証拠金維持率0%のExnessならば
0.01ロットで100pips耐えることができます。
100pipsの幅があるのであれば戦略は沢山ある。
ただし10pips順行しても100円の利益です。
この数百円を大切に増やしていくのも一つ。
しかし劇的に増えることはありません。
この方法で増やすのならば連打するか
単純にロットを上げていくのかですね。
リスクに重点を置いているので
証拠金が増えるスピードはかなり緩いです。
例えば私がこの戦略でやるのであれば
1000円が2000円になった時点で資金移動。
そしてまた1000円でスタートを10回繰り返す。
このロットを落としてやるのであれば
一瞬でお金がなくなることはない。
こうやって月に1000円で10回トレードして
10戦して何勝何敗になるのかを実践していく。
2000円で勝ちとするならRRは1:2ですね。
5勝5敗で+10000円-5000円で月5000円の勝ち。
この戦略で大事なのは必ずRR1:2でやるということ。
そして月の1000円スタートは2000か０を基準として
必ず10回で終わるという事。
この10回が終わったらFXを一旦辞めてください。
4勝6敗で+8000円−6000円で2000円の勝ちです。
3勝7敗で+6000円-7000円で-1000円の負けになります。
勝率3割で−1000円に収まります。
残った9000円で家族とご飯にいったり息抜きしましょう。
ここでいうRRというのは1回のトレードのことを言ってるわけではありません。1000円を1口座としてその口座でトレードを繰り返した結果がRR1:2になるということです。つまり1000円が0円になるか2000円になるか。どちらかになったらその口座はストップする。資金移動してこれを10回繰り返す。ご覧の通り3勝7敗で-1000円です。そこまでやって-1000円なら息抜きしましょう。ある意味勝ちです。または9000円は別口座にためていきましょう。3勝7敗で12か月やって残りのお金を貯めるだけでも10万8000円になりますね。ここまで来たら戦略の幅は広がります。勝率3割で1年頑張ることで10万円以上証拠金が用意できるわけです。これが一つ。
月に10000円しかないのであれば逆にエントリーを減らす
これは以前書いたことがある戦略の一つです。
こちらにも書いてますがこちらでは2万ならば
どうやるかという戦略です。
今回は10000円なので単純に週に使える金額は2500円。
週に2500円を証拠金として使いロットを張る。
これはある意味一か八かと同じです。
しかし週ごとに分散することでロットを張ることができる。
この方法ならば月に4回、週に1度トレードができます。
逆にこの一か八かを利用するということです。
週に1度しかチャンスがないのであれば
簡単にエントリーなどはできませんね。
ならば週初めの月曜日や火曜日。
金曜日なんかはスルーするはずです。
方向性がでてきた水曜日、木曜日。
ここらに焦点を当てることになります。
そしてギリギリまで耐えて例えば2500円ならば
0.25ロットで10pipsほど耐えることができ
0.05ロットならば50pipsほど耐えることができます。
ここは分析して練りに練った場所で勝負したらいい。
分析に分析を重ねてそこまで待ったのならロットを張る。
これで負けても-2500円です。
あと月に3回チャンスはあります。
0.25ロットならば順行して50pips取れたのならば
+12500円になるということです。
このやり方は時間がない主婦やサラリーマン向けとして
寝る前にロット張って勝負するというのもオススメします。
日中は上下どちらに動くかわかりません。
エントリーを厳正することを逆手にとって
東京時間とロンドン時間の動きをカンニングしてから
ニューヨーク時間にぶつけてみるということです。
時間がない方にはこれも一つの戦略になるのでは。
ここで大事なのは利確したらその金額はもう使わないということ。そうすることで失うお金は10000以上になることはありません。勝てた利益はそのまま使わずに資金移動や出金する。そうすることで利益を残すことができます。このやり方は単純にエントリー精度を極限まで上げることで勝負どころで勝負するということ。ポジポジしてエントリーを沢山してしまうことを防ぐことができます。そしてエントリーしていない、つまりポジションを持っていないということはどういうことに繋がるか？家族の時間が持てます。自分の時間が作れます。FXの分析や検証をすることができます。全てが良い方に繋がります。ただ勝つだけではなくこういう思考もトレードに組み込んでみてはどうでしょうか。
もう一段上の戦略は単利運用と複利運用とハイレバの組み合わせ
これは上記の戦い方をミックスさせます。
つまり口座に1000円だけ入れて小ロットで増やす。
小ロットで5000円や10000円にするまでトレードする。
目標金額まで達した場合をそれを使ってロットを張る。
利益が出た場合は残すことを前提として
これを10回繰り返すということです。
最初と違うのは目標金額までトレードは繰り返すこと。
そして目標金額まで達したら複利の力を利用して
ロットを張って勝負するということ。
もし1000円が10000円になってから0になったとしても
元の金額は1000円です。
複利運用してお金を増やして単利運用でおわるという事。
複利運用は非常に難しいです。
しかしそれでお金が増えるスピードが上がるのは事実。
ここで大事なのはずっと再現なく複利運用で
増やし続けるというのはほぼ不可能だという事。
それは複利運用でロットを上げれば上げるほど
損失額も大きくなるからです。
この一定の金額で複利運用を止めて単利に切り替える。
これがこの戦略の一つの肝になります。
少額で増やした分でハイレバ勝負するということ。
10000円を10発に分けてどれだけ目標金額までいけるか。
再現なく増やすのは無理ですが1000円を5000円ならば
ロット次第でそれほど難しいわけではありません。
そして勝負する金額に達した弾を使ってロットを張る。
お金を少しでもはやく増やしたい。
そういう夢を見るのならばこのやり方です。
少額からお金を増やしてからロットを張るということ。
初めからロットを張るわけではなく
際限なく複利運用するわけでもありません。
お金を増やすにはチャンスをものにしないといけない。
リスクなしで増やすことは難しい。
少額を積み重ねてそれで勝負する。
結局、FXはどこかで勝負しないと増えません。
3つの戦略で大事なのは最初に損失額を把握していて限定しているということ。最後は増やしてから勝負はしますが得た利益はどれも必ず残しているということ。そして月にどれだけ戦うか回数が決まっているという事です。期待値稼働を行なうというのはどれだけ回数を行なうことができるか、そしてどれだけ損失額がでるのかを必ず理解するということ。こういうやり方のロジックだけきちんとしていればある程度の結果は必ずでます。ただ上か下かで勝負するのではなく戦略的にFXに向き合うということです。RRや証拠金、利確や損切、ロットでバランスは変えれます。この思考を大前提として自分なりのバランスで組み立ててればこれ以外にも戦略は生まれます。最初に損失額を把握してどれだけ戦うことができるのか。これを意識してください。