資金管理についてはこれまで
ブログのほうで何度か記事にしてきました。
一番大切なもの、それは資金管理です。
個人的な見解でFXを語るとすると
優先順位は下記の様になります。
①資金管理
②メンタル
③テクニカルやファンダメンタルズ
このような順番になります。
一番に考えないといけないのはきっと資金管理です。そして資金管理が出来ていないということはリスクリワードでトレードを見ていないということになります。リスクリワードの概念をきちんと理解しているならコツコツドカンはありえないのです。リスク:リワードなのでリスクの1を変えてしまうのは基本的にNGです。この1を動かさないのであればコツコツドカンのドカン負けは一度も発生しません。まずはそれを理解して念頭に置いてみて下さい。
【資金管理】ドカン負けを一度でもすると資金管理の概念から外れます 何故そうなのかを解説【FX】
きちんとリスクリワードを把握して
トレードが出来ているならドカンは
一度も発生しないことになります。
リスクリワードはその人にとってどれでも良いです。1:0.5なのか、1:1なのか、1:2なのか、またはそれ以上なのか。リスク(損失)とリワード(利益)です。これをバルサラの破産確率に当てはめるだけ。リワードは固定しなくてよいです。ですがリスクは必ず固定してください。ドカン負けはリスクを固定できていません。この意味がわかるかわからないかだけです。
勝率が高いけど資金管理できてない人と勝率が低いけど資金管理ができてる人
この場合どちらが相場に生き残れると
みなさんは思いますか?
前者は99勝1敗で相場から退場します。
後者は勝率を度外視して生き残ることを
一番に考えた資金管理術です。
私よりテクニカルに精通していて勝率が高い人で負けている人は何故だと思いますか?コツコツ利益を貯めて一撃で大打撃を受けているからです。勝率が低くてもリスクを限定して固定していればドカン負けは一度も起こりません。なので長い目で見ると短期的には前者のほうが勝率が高くお金が増えます。しかし最後に逆転します。一度でお金を失うからです。FXで勝つにはいかにこのドカンを無くす方法を見つけるかになります。
知識だけ詰め込んでも技術がないと結局負ける
同じような分析で同じような考え方で
同じようにトレードして勝つ人と負ける人が
できてしまうのは何故でしょうか?
タイミングももちろんありますが
一番大事なのは立ち回りです。
負ける人は含み損を抱えて塩漬けします。
勝つ人はどうするかというと証拠金維持率を
見ながらその口座をどう生かすかを考えます。
その日の天上でロングや底でショートだけ
していなければどちらを選択したとしても
勝てるし負けます。
相場は上下するからです。
ロングを取ったのならロングを生かす立ち回り。
ショートを取ったらショートを生かす立ち回り。
考えるのはこれだけです。
なら立ち回りとはなんだ?となりますよね。証拠金維持率を見て損切や利確を行うことです。そして勝てる時にロットを張る。または握る。分が悪いときは建値や少し損の状態で一旦逃げる。これだけです。FXで勝つのはテクニカルで綺麗に取るというよりも立ち回りです。私が尊敬するトレーダーもこのようにおっしゃってました。実際私もこうだと思います。運転するのに技術がいりますよね。それです。そしてこれは経験しないと技術は伸びません。
コツコツドカンは損切をせずに含み損を抱えた結果
初めから損切の幅を長くして
利確の幅を長くとるスタイルなら
何も問題はありません。
そのスタイルで正解です。
しかし負けている人は微益で利確し
含み損だけ抱えて波状します。
やってることが私と逆です。
もちろん、計画的ナンピンや両建てなど
違う技術もそれぞれ存在します。
私は現在はそれらをしていません。
なので含み損は抱えません。含み益は握るし耐えます。負けている人は含み損に耐えれます。しかし含み益に耐えれません。これは同じようで全く違います。含み損を限定して含み益に耐えるからお金は増えます。実際それで増えてます。そんなことできたら苦労はしないと思いますか?単純です。含み損になったら切って含み益に耐えるだけ。逆にするだけでいいです。ただ反転するだけでできるはずです。できないのは心にバイアスがかかっているから。このバイアスを解かないと生き残るのは不可能だと思います。